ピープルファーストの映画が完成しました

ドキュメンタリー映画「みんなに伝えたいこと」
~ピープルファースト25年のあゆみ~ 完成!
日本のピープルファーストとの出会いは、1991年、知的障害を持つ当事者コニーとその支援者のバーバラの来日です。二人に出会った人たちは、生き生きと自分のことを決めているコニーと、支援者のバーバラとの対等な関係に衝撃を受けます。
第1回の大会は1994年。そして、昨年11月に大阪で第25回ピープルファースト大会が開催されました。
映像は、最初から関わっている知的障害当事者、生田進さんの「長いようで短かった25年やなあ。わしは、このピープルファーストに出会ってなかったら、何も知らんでいた。みんなに、ピープルファーストがどうやって生まれたかを知ってほしいんや」の語りと共に、25年のあゆみを振り返ります。
最初のころから関わっている東京の佐々木信行さんは「ピープルファーストは、ぼくの生きていることの、もう一部になっている」と語ります。そして、北海道の土本秋夫さんは、「ずっと気持ちをまげないでやってもらいたいな。障害者である前に一人の人間として、差別されないこと。自分を信じること、仲間を信じること、周りの人たちも信じること。」と、次世代の人に思いを伝えます。
25年間続けてきた活動の重みと当事者の思いが伝わる作品に仕上がっています。
まずは、知的障害を持つ人に関わっている全ての人たちに、そして多くの社会の人に見てほしいと思っています。
本編 58分 監督・編集 小川道幸