みんなで ソワソワ

寒くなるとパン屋の繁忙期到来です。たくさん商品が売れるようになって、メンバーのみなさんも充実した様子で販売から帰って来ます。

また、この時期になると地域の小学校から車椅子とパン作りの体験に子どもたちが訪れます。パン屋でも、子どもたちにたくさん教えてあげたい!ものまねで盛り上げたい!ドラえもんで喜んで欲しい!・・・いろんな思いで朝早くから心待ちにしています。とはいえ毎回三十~四十人の子どもたちと半日一緒に過ごすのは結構エネルギーが必要です。でも、お手本を見せてあげて、「すごーい!」と歓声があがったり、ギャグがウケたり、終わった後に笑顔で「ありがとう!楽しかった!」と言ってくれたりすると、次の体験の日の朝にはまた、みなさんわくわくそわそわしながらパン屋の大きな窓から、今か今かと道路を見つめています。

そしてメンバーだけでなく私も体験の日は、メンバーのギター演奏をみんなでどう盛り上げようか、最新のギャグはウケるか、沖縄で見つけたドラえもんシーサーバージョンは小学生たちの心を掴めるのか!などニヤニヤ考えながら通勤したりして、気付いたらメンバーと一緒にドキドキソワソワしているのです。        (松永)