ごっこ遊び

最近のきっずでは「再現あそび」「ごっこあそび」が毎日楽しく繰り広げられています。「ごっこあそび」は一人で遊ぶより友だちと一緒に遊ぶ方が楽しいので、さらに人との関わりが深まってきます。日々、子どもたちから生まれる新しい遊びや自由な発想に「なるほど」と驚いたり、本物そっくりの再現に笑わされることもあります。毎日、変化があって楽しみを共有できるのは、市販のおもちゃではなく、人が関わることで面白みを感じることができるからだと思っています。

そこで今回は、遊びから生まれる子どもたちの変化や成長に注目してみました。

ある日の午後、みんな帰ったきっずの部屋に、ミッキー・ミニーのぬいぐるみが仲良く布団で横になっているのを見つけました。今まで、人形箱に片付けられていたぬいぐるみが、まるで本当に眠っているかのようでした。その日は少し肌寒い日だったので「寒いから、タオルをかけてあげよう」ときっと誰かがこっそり置いていったのでしょう。今まで、電車や機械に興味があった子が、こんな風に生活感のある表現をするようになったことは大きな成長だと感じます。日々のあそびの中で子どもたちの「心の成長」を感じながら、関われることは本当に貴重な時間です。今後も「楽しいね」と笑顔になれる瞬間をたくさん共有したいと思っています。(川淵)