緊急事態宣言が明けて つかの間の外出

3月20日(土)グループホームさくらの大川さん、大深さん、仁木さんの3名は、春の陽気に誘われて大阪城公園まで、ガイドヘルパーを利用して散策に出かけました。 大阪のコロナ警戒信号が赤から黄に変わり、久しぶりに電車で移動し、みなさん気分が良さそうです。 その中でも大深さんは、気分が表情に出やすい人で、この日はずっとニコニコと「あかん、あかん」とよくヘルパーにしゃべりかけてきました。 「あかん」とは「こんなことしたらあかんよなあ」と大深さんなりのコミュニケーションです。実際は、自販機を指差して、“ジュースが欲しいんだけど・・・”のように言ってみたり、たいしてあかんことではありません。 昼食は森之宮の餃子の王将。大深さんはいつも、デザートにゴマ団子を注文するのですが、この日は気分を変えてみたかったのか注文せず、デザートは、屋台のソフトクリームと決めていたようです。 中華をたらふく食べた後は、ソフトクリーム目標に、時折駆けだしたりしつつも、大阪城のお堀周辺の散策をしました。 大深さん、興味のあることにはじっと注目したりするのですが、この日は桜や風景より、久しぶりに晴天の中、出かけられた解放感を味わっているようでした。 コロナの影響もあり、3人の好きなホテルバイキングにはなかなか行けないのですが、また行けるようになればいいですね。(吉竹)