ピールファースト大会に参加しました!

第26回ピープルファースト大会in兵庫が、7月18日(土)に開催されました。
毎年、大会には全国各地からたくさんの当事者が集まり、交流します。
しかし、今回の大会はいつもと大きく違っていました。
コロナの影響で、オンラインでの大会の開催になったのです。

現地・兵庫の人たちは「2021年になればコロナもおさまっているだろう」そう思って、1年前から準備を進めてきましたが、長引くコロナによって、計画を大きく変更しなければいけませんでした。
しかし、兵庫の人たちは開催を決してあきらめませんでした。
「こんな時だからこそ、ピープルファースト大会は必要だ。仲間同士助け合って、元気をもらいたい」。
実行委員長の岸田茂樹さんは、全国実行委員会で全国の人たちを説得し、オンライン開催にこぎつけました。

当日は、パンジーの人たちは総勢60名、4カ所に分かれて参加しました。
みんなピープルファーストTシャツを着て準備万端です。
参加した清水一男さんは、『普段と違うなあ、画面の向こうからやと変な感じやなぁ』と言っていました。
難波さんは、画面越しに『アイムハッピー!!』と全国の仲間に元気を送りました。

今年も、「津久井やまゆり園事件」やまだまだ障害者の虐待や差別が無くならないことをテーマに発信されました。
そして、オンラインだからこそできた交流もあります。スウェーデンや韓国の仲間からもメッセージが届きました。

コロナ禍で開かれた大会は、想像できないぐらいの苦労や不安がたくさんあったと思います。
そんななかでも、あきらめなかった兵庫の人たちに敬意を表したいです。

またオンラインでも、全国から500人以上が集まったことに、ピープルファーストの底力を感じずにはいられません。

来年の大会は北海道です。来年こそは、全国の仲間で集まりたいですね。(横山壮太)