自然なものを食べること

パンジーⅤの昼食は豪華です。農薬を使わず自分たちで育てた野菜、農家の方に作付けからお願いしている無農薬の玄米ごはん。魚は瀬戸内海でとれた新鮮な魚を市場から直接仕入れます。調味料は地元のお酢や醤油を使っています。
毎朝、調理の古城さんが、その日の料理に使う野菜を畑から採ったり、みんなで収穫した野菜を厨房にもっていき、お昼ご飯に入れてもらったりしています。だから野菜によりメニューが変わることもしょっちゅうです。(古城さんは畑で採れた菜花の種で、マスタード作りにも挑戦するそうです!)。
魚は、1匹丸ごと出ることも少なくありません。大野さんや鎌田さんは、じっくり時間をかけて、きれいに骨を取って食べます。Ⅴに来て4カ月の半山さんは、最初は魚を食べられなかったのですが、少しずつ食べられるようになってきました。骨も自分で取れるように挑戦中です。
そんな半山さん、ある日、レンコンの炒め物を食べた時「バナナの味がする、バナナ入ってるんですか?」と興味津々。本当にバナナをアクセントに使った料理だったので、みんなびっくりしました。
安全な食材と上手な料理の、わくわくする昼食。とても贅沢なのです。コロナが収まれば、パンジーⅤのカフェで地域の人達に、この昼食を食べてもらいたいです!(萬木)
<ある日のパンジーⅤの昼食メニュー>
玄米ごはん、小松菜の味噌汁、カマスの塩焼き、さつまいものレモン煮、厚揚げとナスの煮物、もやしとかいわれ大根の和え物