一緒がいいね
須恵強さんの笑顔が多く見られる時は、誰かと一緒に何かに取り組んでいる時です。 パンジーでは、当事者と支援者がいっしょに1つのことに取り組む時間を作っています。 この日は、須恵さんをゲームに誘ってみました。 いつ壊れるか分からないドキドキゲーム。須恵さんは気に入ったようで、目を細めてニコニコしながら挑戦しています(笑) 倒したら、“しまった!”という感じで自分の手を叩いて悔しそうだけど、楽しそう。思わず支援者も笑顔になります。 別の日。パンジーの畑で有機栽培したサツマイモと、ダイコンの収穫へ行きました。 午前中、出掛ける前からホワイトボードの予定を支援者に伝えて、玄関前で待機するという、やる気満々の須恵さん。 畑では、どれを収穫しようか迷っているようでしたが、支援者と一緒に葉っぱを掴んで引き抜くと、すっと抜け、キャキャっと笑って採れたダイコンを見せてくれました。 苗の植え付けの時から畑に行って、須恵さんがいつも水をあげていたあの葉っぱが、こんなに大きくなったんですよと支援者が伝えると、少し考えて大事そうに両手で野菜を抱えていました。(藤木)