障害者支援法の改正案について
12月6日の参議院・厚生労働委員会で、障害者総合支援法の改正案についての審議がありました。
れいわ新選組の天畠大輔議員からは、先日、私たちが話をさせてもらったことを汲んだ質問をして頂きました。
その一部を紹介させてもらいます。
「先日、グループホームで暮らす知的障害者の方に話を伺いました。グループホームでは大規模化が進み、10人でトイレやお風呂を共有、食事は宅配のお弁当が一週間分、キッチンには鍵がかかり、自由に使えないところもあるそうです。これでは施設と変わらない、快適に過ごせて自由がある当事者が住むためのグループホームにして欲しいと話していました。まずはグループホームの大規模化、施設基準化といった根本的な問題に目を向けて下さい。厚労働省はこうしたグループホームに住む多くの知的障害者の方をはじめとして、当事者の生の声を十分に聞けていると認識されていますか。またあるグループホームでは、定期的に当事者だけの会議を開き、生活の困りごとや支援者からされた嫌なことなどを当事者同士で話し合っています。国としても当事者と丁寧に話し合う場をもうけ、グループホームに住む当事者の生の声を政策に反映して頂けないでしょうか」
そして、「当事者の生活の場を守ってください」と力強い発言がありました。
「参議院インターネット審議中継」
天畠議員の質問時間は4時間51分からです。ぜひご覧ください