声に出して、心を通わせて──中多さんと『読み方教室』の物語
パンジーⅡの中多さんの最近の楽しみは読書。じつは中多さん、もうかれこれ一年近く「読み方教室」に通っています。きっかけはパートナーの生田さんが初回から参加していること。
「読み方教室」では毎回変わるお題の本をみんなの前で声を出して読むのですが、時には生田さんとふたりで役になりきって漫才のようなかけ合いを聞かせてくれます。
今年に入っては毎週のようにスタジオに来て、本を借りて帰る中多さん。話を聞くと、「週末に旦那はん(生田さん)といっしょに読み合わせすんねん」だそうで、なるほどそれで「次はどれ、貸してくれるー?」だったんですね。ふたりでいっしょに本を読んでる姿を想像すると、とてもあたたかい気持ちになります。
毎回楽しみにしてくれている人が多い「読み方教室」。みんなのやる気を肌で感じてますが、読むときの演技力も回を重ねるごとに変わってきています。こうして続けた「読み方教室」のむこうにはドラマや朗読会など、新たな活躍する姿があるのかな。その時、中多さんたちはどんな役をするんだろう。今からとても楽しみです。(岩井)